川越・ふじみ野を中心に埼玉県全域の相続税申告を完全サポート

川越・ふじみ野あんしん相続税相談室

本川越駅徒歩7分

このようなお悩みはありませんか?

・相続が発生した場合、相続税がいくらかかるのか不安

・相続税の納税資金が足りるかどうか心配

・財産をどのように分割すれば良いか分からない

・自分に合った相続税対策を知りたい!

川越・ふじみのあんしん相続税相談室ではこのようなお悩みを抱えている方向けに無料相談を実施しております。

懇切丁寧に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

遺産分割での失敗例

不動産を共有で取得したケース

Aさんの亡くなったお父さんは、賃貸マンション2棟とその土地を残していました。それらを相続したのは、子供2人(Aさん、Bさん)です。

それらの土地には、面積や立地条件に若干の違いがあったことと、相続税の納税の関係で分割を急いだ結果、すべての土地建物を各相続人が2分の1ずつ共有することで遺産分割しました。

後日、賃貸住宅の建替えを機にAさん、Bさんそれぞれが、1棟のマンションとその部分の敷地を単独で保有しようということになりました。遺産分割をやり直すこともできましたが、税務上の問題が起きる可能性があったため、結果的には「固定資産の交換の特例」による持分の交換で対処することになったのです。

それにより、子供2人に対して土地持分の取得に伴う不動産取得税と登録免許税、さらには交換した土地に評価の差があるため、差額分に対して贈与税がかかってしまいました。

→「とりあえず共有しておこう」は後で悔いを残すことに

このケースは、兄弟間ということもあって、ごく自然な成り行きでとりあえず共有して遺産分割した例です。ところが、建替え問題等が後になって発生して、本来払わなくてもいい税金が余計にかかってしまいました。

急な相続発生で気持ちも動転して「とりあえず共有しておこう」と遺産分割してしまうのは、将来のことを考えるとやや早計かもしれません。兄弟姉妹は仲がよくても、時間の経過とともに状況が変化することもあります。

やはり、当初から相続に精通している専門家に相談して、後に悔いを残さない対策をとっておくことがポイントです。

土地評価での失敗例

土地の評価をご自身で行ったケース

Aさんの亡くなったお父さんは、市街地に比較的大きな土地を残しました。Aさんは相続税の申告をしなければいけないことは分かっていましたので、ご自身で申告することにしました。

そこで市街地の土地を評価しようとしたところ、評価方法が複雑すぎたので、とりあえず路線価に地積を掛けた金額を評価額として申告しました。

後日、ひょんなことから税理士と話をする機会があり土地の評価について聞いてみたところ、土地の評価には色々な補正計算が必要で、Aさんが申告した評価額は非常に高かったことが判明しました。

この時にはすでに5年以上が経過していたので、安い(正しい)評価額に修正することもできず、結果的に相続税を多く払ってしまいました。

→土地相続税の節税は、“路線価”から 何%補正できるかがポイントです!

道路には路線価というものが付けられており、それも基に土地の評価を行っていきます。しかし路線価は、その道路沿いにある土地の標準単価に過ぎず、皆さま個々の土地の形や個別の法的利用制限等は考慮されてなく、独自に路線価を補正してこそ正しいm2単価となります。

しかし、評価額を補正するには不動産に対する「知識」や評価に対する「知識と経験」が求められます。土地を高く評価して相続税過払いになっていても当局からは何も連絡はくれません。

また土地評価を下げられないと、他の相続人から「良い土地を相続」と誤解されたまま遺産分割協議に臨むことになるので、不利になりがちです。